■第一話「愛と復讐の戦いが今 始まる!哀しく孤独な男の熱い叫びを聞け」〜1999年4月17日〜

あらすじ

某大使館内で秘密のカジノが開かれている。
そこに厳重な警備をかいくぐって乗り込んでいく1人の男がいた。
その男、朝倉哲也の狙いは新東和信販社長・結城とその愛人の密会写真を入手することだった。
写真を撮り、ガードマンとの激しい銃撃戦のすえ、哲也は逃走する。

新東和信販に入社した哲也は、地味で冴えない男。
業務部カード推進第3課に配属され、同僚の石原学黒木一郎らと、カード販売の営業に忙しい毎日を送っている。
だがそれは、哲也の仮の姿だった。

数ヶ月前、新東和信販は不祥事が発覚し、茂義コーポレーションの傘下に入った。
当時社長だった富士木和正は辞任後、謎の自殺未遂を図り植物状態に陥っている。
富士木は哲也の腹違いの兄で、この事件に陰謀の匂いを感じた哲也は、事件の真相を探り、兄の復讐を果たすため、新東和信販に入社したのだった。
富士木を献身的に看病する恋人の冴木ユリは、そんな哲也の気持ちに気づき心配するが、哲也は聞き入れようとようとしない。
企業の巨悪と戦う日のため、厳しいトレーニングを重ねている。

哲也は、投撮した写真をネタに社長の結城に脅しをかけた。
しかし結城は、この脅しを、新東和信販の専務として乗り込んできた、茂義コーポレーション社長・茂義敬雄の戦略と勘違いしおびえる。
だが結城の愛人は、茂義の手配により、事故と見せかけ消されてしまう。

新東和信販の裏情報が欲しい哲也は、情報屋・甘木公次が経営しているBAR「TATE」へとむかう。
哲也は結城の写真と交換に裏情報を手に入れようとするが、甘木は相手にしない。更に甘木は、哲也に、この世界から手を引くように忠告するが、哲也の決意は固いものだった・・・。
いねの今週のベスト・ショット

3年ぶりに「土9」に帰ってきたヒーローは、度肝を抜くほどかっこいい!
哀愁が漂う背中も、復讐に満ちた眼差しも、拳銃を握る指先も、何もかもに溺れてしまいそうなほど、朝倉哲也にやられちゃいましたよぉ〜。(^o^)
タイトルバックも、すごくいいですよね〜。
その中で、1番 男を感じた最後の哲也に「ベスト・ショット」決定!

甘木に「どこに行くんだ」と問われて、「まっすぐ、けものみち」と答えた時の凄みのある顔は、何者もよせつけないほどのド迫力!
これから始まる戦いに挑む哲也に、牙をむく狼を見た瞬間でした。
いねのもう少しだけ言わせて〜

「きゃぁぁぁ〜! 待ちに待った金狼がやっと見れるぅ〜〜〜!」と、楽しみにしていたのに、午後7時頃、突然、TVがぶっ壊れました!
電車に乗って親戚のおうちに見に行ってきたのですが、なんと波乱なスタート・・・。(号泣)
でも その分、金狼への思い入れが 更に強くなったかも・・・ (^^;

いきなり最初から、アクションシーンと銃撃シーンがありましたね〜。
黒ずくめの服にグラサンをして、ピストルをぶっ放す慎吾のかっこよかったこと!
惚れぼれしちゃいました。
そして、あの身の軽い動きは、10kgの減量のたまものですね。(^^;
はぁ〜、夜の朝倉哲也は、私の中では今のとこパーフェクトです!

昼の朝倉哲也は、もっと情けない奴かと思っていたら、こっちも結構イケてる(笑)!?
外見はダサいんだけど、そのダサさに愛敬を感じちゃいました(笑)。
定食屋さんでご飯を何杯もおかわりしてる哲也も、なんだかスゴクかわいかったなぁ〜。
はははは(笑)、ちょっと慎吾とダブっちゃいました。(^^;
昼の哲也には、こういうほのぼのとしたシーンをいっぱい見たいです。(^-^)

「蘇える金狼」のレポを担当させていただくことになりましたいね(#4051)です。
これから3ヶ月間、どうぞ よろしくお願いします。m(_ _)m


■第二話「本当の敵は誰だ!?娘の誘拐に反逆の刃が迫る!愛に飢えた野望が暴走する」
〜1999年4月24日〜

あらすじ

いつものように早朝のトレーニングを終え、和正の見舞いへと向かう哲也
ユリもまた、懸命な看病を続けている。そんな和正の容体に少しずつ回復の兆しが見えてきた。
喜びを分かち合う2人だが、それと同時に、哲也の決意も更に固いものになり、兄が元の状態に戻ったら、すぐにでも社長として復帰できるように・・・と、誓うのであった。

兄の自殺未遂の真相を探るため、新東和信販社長の結城と結城の愛人・京子に近づいた哲也だったが、京子は茂義敬雄の手配により殺害された。
京子が殺された後、行方をくらませた結城の居場所を突き止めるため、哲也は社長秘書の古池真弓に近づいた。真弓から結城は新東和信販の重役たちが息抜きで使ってるマンションにこもって仕事をしているという情報を聞き出し、哲也はマンションへと向かう。
哲也はマンションの壁をよじ登ぼり、結城のいる部屋のベランダに侵入し中の様子をうかがう。
部屋では茂義コーポレーションの保安課員たちにより、結城は椅子に縛られ薬を飲まされ監視されていた。保安課員たちが部屋を出たすきに、哲也は部屋に侵入し、結城から兄の自殺未遂の真相を聞き出そうとするが、結城はなかなか口を割ろうとしない。部屋に戻って来た保安課員たちと格闘のすえ、哲也は結城を連れ出すことに成功した。
その頃、甘木もまた、どこからか情報を手に入れ、マンションの入り口に現れていた。

哲也は結城を甘木のBAR「TATE」に連れて行き、結城から話しを聞き出そうとする。
茂義の眼下から開放された結城は、自分の知っている情報を話し出す。
結城の話しから、和正を自殺に見せかけ殺害しようとした連中と、結城の愛人・京子を殺害した連中が同一組織であることを確信する。
哲也は、その組織の情報を甘木から得ようとするが、甘木は相手にしない。
逆に哲也の仕入れたネタを警察と茂義に売ると言いだす。
だがそれは、哲也のことを心配する兄の友人としての言葉だった。

次のターゲットを敬雄の娘・有梨沙に選んだ哲也は、結城とともに下校中の有梨沙に近づく。最初は警戒していた有梨沙だったが、「たまには道をハズれてみろよ。」と誘う哲也の言葉に挑発され、哲也の後をついていき水上バスに乗り込む。
そして、水上バスの中で、今度は結城が有梨沙と接触する。

その頃、哲也は、敬雄に「娘の有梨沙を誘拐した」という脅迫状を送っていた。
それは「身代金の2億円を用意し、結城の愛人殺しの犯人に持たせろ」というものだった。
「お嬢さんと水族館で待っている。」という結城からの電話と、脅迫状が社内便で届けられたことから、敬雄は新党和の社員が関係しているとにらみ、全社員の点呼を取ったのだった。
また、愛人殺しの犯人も清掃員を装い新党和信販に乗り込んでいた。
寸前ところで犯人との接触をまぬがれた哲也は、ユリにアリバイ工作の協力をしてもらい、会社を抜けだし、結城とともに身代金受け渡し現場へと向かった。

哲也は見張り役の1人を捕まえ問いつめ、一連の事件に宝竜会という組織が絡んでいろことを知る。
結城と愛人殺しの犯人が取り引きをしているさなか、哲也は車を炎上させ、犯人いちみにすきができた瞬間にバイクで飛び出し、身代金の2億円を奪い取った。
慌てた犯人いちみは哲也に向かって発砲するが、哲也はそのままバイクで逃走した。
その時、結城は犯人の撃った弾にあたり命をおとしてしまう。

水族館からでてきた有梨沙の前に再び哲也が現れた。
有梨沙は「家に帰ってもいいか」と、哲也に聞くが、
「自分のことは自分で決めろ」と、冷たくあしらわれてしまう。
哲也の言葉を聞き、有梨沙は家に向かって歩き始める。
そんな有梨沙の後ろ姿に哲也は銃をむけるのだが、なぜか引き金を引くことはできなかった。
マンションの入り口で敬雄は娘の帰りを待っていた。
敬雄は有梨沙に事の始終を聞こうとするが、有梨沙は父親にけして心を開こうとしなかった。

そして哲也は、結城の命と引き換えに身代金の2億円を手に入れたのだった・・・。
いねの今週のベスト・ショット

結城社長をマンションから連れ出し、甘木のBAR「TATE」で問いつめていた時の哲也の絡みぐあいが何とも言えません。
声をひそめて、罠に落ちた獲物をジワジワいたぶってる姿はかなり冷酷なんだけど、でも、ああいう気迫に満ちた顔つきって好きだなぁ〜。
無造作にタバコに火をつけるしぐさも、さまになってるしね。
横で聞いていた甘木に「なぁ。」と言った哲也の声も好き。
たった一言なんだけど、その「なぁ。」の声のはっし方が、なんだかすごく好きなんです(笑)。

その中で、今週の「ベスト・ショット」は・・・
結城を問いつめた後、甘木のところへ行く哲也。
甘木から情報を得ることができず、逆に手を引けと忠告される。
そんな甘木に「シャラップ!」と言い放ち、甘木を睨みつける哲也。
凄みのある表情の中に、一瞬見せるニヤついた顔。
その顔に、哲也の「復讐の気持ち」を更に見せつけられたような気がしました。
いねのもう少しだけ言わせて〜

先週は「蘇える金狼」が始まる前に、TVがぶっ壊れました。
今週はTVは大丈夫だったんだけど、お昼ぐらいからなんだか体調が悪くなってきて 金狼が始まる頃にはぐったりしていました。
もうろうとした意識の中で慎吾の姿だけは見てたんだけど、見終わったらベットに直行。
あ〜〜、いつになったら ちゃんと金狼を見ることができるのかなぁ・・・。(涙)

それはそうと、哲也の課長役の石橋蓮司さんが、すごくいい味をだしてますね。
寒〜いギャグの連発なんだけど、そこがまたいいというか(笑)、ドラマの緊迫したムードが、なごむ瞬間ですね。
そして、来週の予告でチラっと映ってた、お兄さんとのシーンも気になります。
腹違いの兄弟・・・。あれほどまでに兄を慕う哲也・・・。
何かありそうな気がするんだけど、2人にどんな過去が隠されているのでしょう・・・。


■第三話「狼に恋した少女の切ない決意!?残虐な陰謀が愛する兄に忍び寄る!!」〜1999年5月1日〜

あらすじ

身代金の2億円を手に入れ、一連の事件に宝竜会という組織が絡んでいることを突き止めた哲也
パソコンを操作し、宝竜会会長・田島一彦、幹部・本郷清次らの情報も手に入れた。
一方、宝竜会では、田島が本郷らの失敗に喝を入れていた。
翌朝、本郷は、出勤してくる新東和の社員を車の中から見張っていた。
その中に哲也の姿もあった。
哲也の後ろ姿に見覚えのある本郷は、一瞬、目を細めたが、花粉症対策のメガネとマスクに顔を覆われている哲也に、2億円を奪った犯人の顔を確認することができなかった。

新東和信販役員会議室では、殺害された結城社長に代わって茂義敬雄が、社長代行の名乗りをあげていた。
また新東和の社員の中に、娘の有梨沙の誘拐事件の犯人がいると睨んでいる敬雄は、佐野顧問弁護士が人事部に用意させた「写真付きの全社員リスト」で、有梨沙と本郷に犯人の顔を確認させようとしていた。
そのころ有梨沙は、祖父・賀津夫に「撃たれたことはあるか」と聞いていた。そして「撃たれた時の痛みより、撃たれなかった時の痛みの方がキツイと思う。」と、言葉を重ねた。
賀津夫は、そんな有梨沙の心情に不安を感じ、有梨沙から目を離さないようにさせ、更に、自分の組織を破壊しようとする者をつぶすため動き始めた。

哲也は、兄・和正が新東和信販の社長の座に復帰する日のため、新東和の株を買い始めている。
和正の見舞いに行き、そのことを報告する哲也。
和正の容体もまた、以前より回復の兆しをみせていた。
言葉を交わせるようになった和正だが、記憶は半年前で止まっている。
和正の自殺未遂事件の真相を知ろうと、必死に説明する哲也だが、和正は弟・哲也の状態を気遣い心配している。そん な兄の優しさに心をふるわせる哲也。
哲也は、兄の好きなハーモニカを吹きながら、2人が出会った時のことを思い出していた。
哲也のことだけではなく、恋人のユリや新東和の社員のことも気遣う和正。その和正の姿を見て、兄の社長復帰の決心を更に固める哲也だった。
また、和正の回復情報が茂義サイドに流れるのをおそれた哲也は、和正を他の病院に移すことをユリに相談する。

甘木もまた、和正の病院に姿を現していた。
偶然にも甘木の姿を見つけた哲也は後をつけるが、感づかれてしまう。
哲也は甘木から本郷の居場所を聞き出そうとする。
甘木は本郷の居場所を教える代わりに条件として、和正の回復状態を聞くが、哲也は答えようとしなかった。
本郷の居場所を哲也に教えた甘木は、更に、ユリは敬雄の昔の恋人だったことを哲也に告げる。

和正の容体に回復の兆しがみえてきたのではないかと感づいた敬雄は、病院に探りを入れることにした。
また新東和の社員の中に犯人がいると睨んでいる敬雄は、有梨沙を呼びよせ「新東和信販社員名簿」を見せた。
社員の顔写真を見ていく有梨沙。
有梨沙はその中に、自分を誘拐した犯人の顔を見つける。
だが社員名簿を見終わった有梨沙は、「この中に犯人はいない。」と言う。
それは哲也への想いと、父・敬雄への反発心が言わせた言葉だった。
その夜、敬雄はユリの店へと出向いていった。
敬雄は、和正の回復状態を聞き出すため、ユリを冷酷に問いつめるがユリは敬雄の言葉をはねのける。
ユリの店を後にした敬雄は、その帰り道、宝竜会に和正を始末するように指示を送った。

そのころ哲也は、甘木から聞き出した本郷の部屋へと向かっていた。
一方、ユリは、和正の身を案じ転院の情報を得るため、甘木のBAR「TATE」に来ていた。甘木はユリから、和正の回復状態を聞く。
そしてユリに、哲也が「本物の獣」になるため殺し屋の元に戦いに行ったことを話す。

哲也は本郷の部屋に侵入するが、本郷の姿はない。
そこでテーブルの上のパソコンに目をやった。
デスクトップには
富士木和正・灰
の文字と、和正が入院している東京中央警察病院の地図が表示されていた。
兄の命が狙われていることを知った哲也は、急いで病院へと向かった。
優しかった兄のことを思い出しながら、バイクを走らせた。
が、兄の身に刻々と危険は迫っていた。
哲也が病室に着いた時、和正は宝竜会の組員の手により殺害されていた。
息が途絶えている兄に必死で話し掛ける哲也。
だが、和正が返事をするはずがない。
兄の死を認めた哲也の脳裏に、さっき廊下ですれ違った白衣の男の姿が浮かんできた。兄が握っていたハーモニカを手に、哲也は男の後を追いかけた。

ハーモニカを左胸のポケットにしまい、兄を殺害した宝竜会の組員の背中に拳銃を向けるが、哲也は引き金を引くことができない。
気配を感じた犯人は振り向き、哲也が躊躇しているすきに逃走した。
哲也は犯人を追いかけ、追いつめる。
そして倒れ込む犯人に拳銃を向けるが、どうしても引き金を引くことができない。
哲也の一瞬のすきをついて犯人が発砲した。
それに誘われたかのように、哲也も引き金を引いていた。
哲也の発砲した弾は犯人に命中した。
初めて自分の手で人を殺した哲也は、まだ獣になりきれていない人間としての感情に、激しく心を揺さぶられていた。
目の前で死んでいる犯人に「起きろよ!」と、混乱を隠せないでいる。
そして犯人の死を理解した哲也は、雨の中、呆然と歩きだす。
だが、そんな哲也の前に本郷が姿を現したのだった。
いねの今週のベスト・ショット

やっぱり最後の、人を撃ってしまった時の「苦悩に満ちた哲也の表情」でしょう。

銃を撃つ練習を重ねながらも、本当に人を撃ったことのない哲也。
兄を殺した犯人に銃を向けるが、どうしても引き金を引くことができない。
人間の感情を捨てて「けものみち」を選んだはずだったのに、捨てたはずの感情に邪魔をされる。
そして迷いながらも、とうとう引き金を引くことに・・・。
自分の撃った弾が人の命を奪ってしまったことの重大さに、混乱を隠しきれない哲也。
その時の哲也が見せた苦悩に満ちた表情と動揺が、心に焼きついています。
おまけ

お兄さんとの回想シーンに出てきた哲也の髪型や雰囲気は、もう何も言うことなく大好き(笑)!
いねのもう少しだけ言わせて〜

TVもよ〜し! 体調もよ〜し! 野球もな〜し(笑)!
と言うことで、金狼が始まって3週目にしてやっと、万全の体制で望めることになりました。
しかも今回は、前の番組の後に入る金狼のスポットもGETすることができたし!
あ〜〜、ホントによかったよぉ〜。(*^^*)

前回の予告の時に気になっていた、お兄さんとの回想シーン、私はすごく好きです。
ちょっとしか出てこなかったけど、兄弟の絆はうまく表現されていたと思います。
警察に補導された哲也を迎えに行く和正。
「私の弟です。」って嬉しそうに言ってる表情が優しくて、すごくよかったです。
その後にでてきた「ば〜か」とか言い合ってるシーンも好きだなぁ・・・。

このドラマの中で慎吾・・・ と言うか、哲也って、ほとんど笑わないんですよね。
人間の感情を捨てて獣になる覚悟をしたのだから、仕方のないことかもしれないけれど、「復讐」のためだけに生きてる哲也の姿を見てたら、すごくつらくなります。
でもこれから、そんな哲也の心の中に、恋人を殺されたユリの感情や、哲也に想いをよせる有梨沙の気持ち、同僚の古池真弓の存在も描かれていくんですよね。
今はまだ完全に心を許し合っていない、甘木との関係も気になるし・・・。
少しずつ冷酷さを増していく哲也だけど、人間であることの痛みは忘れずにいてほしい・・・と、思います。


■第四話「あなただけは汚さない!命を賭けた哀しい逆襲を迎えうつ罠!!」〜1999年5月8日〜

あらすじ

兄・和正を殺害した犯人・南原を自らの手で葬った哲也だったが、初めて人を撃った感触に動揺を隠せないでいる。
だが、呆然としたまま歩きだした哲也の前に、本郷が姿を現したのだった。
兄を殺された怒りに再び体を震わす哲也。
目の前の本郷に銃を向けるが、本郷もまた、哲也に銃を向けていた。
互いに銃を向け合い、緊迫したムードの中、哲也は本郷に兄の殺害を依頼したのは誰なのかはかせようとするが、それに答えるような本郷ではなかった。
哲也の前に1歩づつ近づこうとする本郷にむかって、まず哲也が発砲した。
哲也の撃った弾は本郷のわきをかすめるが、本郷は動じないどころか「そんな格好じゃばらせないよ。」と、哲也を嘲笑う。
と同時に、哲也に一瞬の隙もあたえない本郷の銃撃が続く。
本郷が発砲する銃弾に、次第に追い込まれていく哲也。
窮地に追い込まれた哲也に対して余裕の本郷は、自分の拳銃の弾がなくなったことを哲也に見せつける。
哲也は本郷に銃を向けながら再び、兄の殺害を依頼したのは誰なのかを聞く。
だが本郷は、隠し持っていた銃で哲也に向かって発砲した。
本郷の撃った弾が左胸にあたり、哲也はその場に倒れた。
哲也にとどめをさそうと、本郷が銃を向けながら近づいてきた瞬間、哲也は起き上がり本郷に向かって発砲した。
相打ちかのように見えた銃撃戦だったが、その場に倒れたのは本郷だけだった。
左胸のポケットから兄の形見のハーモニカを取り出す哲也。
そこには本郷の銃弾が突き刺さっていた。
本郷の手下たちが現場に到着したため、哲也はその場を離れた。
そして、自分の命を救ってくれた兄のハーモニカを握りしめ、優しかった兄のことを思い出していた。

その頃、宝竜会総長・田島は、和正殺害の連絡を受けていた。
そして、甘木もまた、和正死亡の連絡を受けていた。
甘木から和正のことを聞かされ倒れそうになるユリ
その時、甘木のBAR「TATE」に血まみれの哲也が姿を現した。
兄を殺された怒りと、初めて人を殺してしまった動揺との混乱を甘木にぶつける哲也。
そんな哲也にユリは、和正のそばに自分がついていなかったこと謝り、取り乱している哲也をなぐさめる。
だが哲也は、自分のそばじゃなく、ひとりぼっちで冷たくなってしまった兄のそばにいてやって欲しいと言う。
ユリは「あなたは汚れてない。私はあなたを信じてるから。」と言葉を残し、和正の病院へと向かった。
甘木は和正のボトルをあけ、グラスにウイスキーを注ぎながら、和正と出会った日のことを哲也に話し始めた。
そして、和正が腹違いの弟の存在を喜んでいたこと、弟を自分の跡継ぎにしようと考えていたことなどを聞かせた。

ユリが病室で和正と最後のお別れをしている頃、哲也は甘木に「茂義を殺す。」と告げていた。
甘木は「茂義を殺しても富士木は浮かばれない。お前が富士木の跡を継げ。」と、哲也を思いとどまらせようとする。
更に「今まで通り茂義を蹴落とすネタを集めて、やつらを蹴落とせ。」と、言葉を続けた。
だが、それでは気持ちのおさまらない哲也は、「焦るな!」と忠告する甘木の言葉を聞きいれようとしなかった。

翌朝、出勤してきた敬雄の背後に哲也は忍び寄り、銃を取り出そうとするが、寸前のところで古池真弓にさえぎられる。
真弓は哲也にはっぱをかけつつ、前社長の富士木和正が亡くなったことを告げる。
そして「新東和をポロポロにされる前に、誰かが救ってくれないかしら。」と、意味深な言葉を残して去っていった。
哲也の部署では、長嶋課長から、富士木前社長が亡くなったという報告がされていた。
社員の中には富士木前社長を慕っている者もいるが、茂義専務の手前、告別式参加も自重した方がよいという提案もされた。
そんな長嶋課長もそうだが、哲也の隣りの席の女性社員・愛染洋子も、富士木前社長を慕ってる社員の1人だった。

哲也とユリと甘木だけで和正を葬儀を行ってる中、哲也はユリに「兄が育ててきた新東和はつぶさせない。」と誓った。
また甘木には、「茂義は自分のやり方でカタをつける。」と言い放った。
そんな哲也の心情を察した甘木は「やってみな。」と、哲也の言葉を受け入れたのだった。
人の気配を感じ、部屋の外にでる哲也と甘木。
その時、敬雄がユリの前に姿を現した。
敬雄は和正の見舞いに若い男が尋ねてきていたことを掴み、ユリから男の正体を聞き出そうと迫る。
「私の弟です。」と言うユリに、「社員名簿を病院の関係者に見せる。」と、さらに追い討ちをかけた。
哲也の身に危険を感じたユリは、和正の葬儀の翌日、敬雄と2人きりで会う約束をする。

一方 哲也は、宝竜会総長の田島を次のターゲットに選び、近づこうとしていた。
とあるビルの中で、田島は家具店社長の隼人を恐喝していた。
そのことを掴んだ哲也は、さっそく隼人に接近を試みた。
田島に恐喝されていた2千万円で隼人をつり、利用しようという作戦だった。
哲也の作戦にまんまとひっかかった隼人は、その夜、田島の元に2千万円を渡しに行った。
哲也もまた、田島を倒すべく、宝竜会の事務所へと侵入する。
だが総長室に向かう途中、倒したと思っていた本郷が哲也の前に立ちはだかった。
本郷の出現、そして敵の激しい銃撃を受け、哲也は田島の姿を見ることもなく宝竜会の事務所を後にした。

宝竜会総長の田島が狙われたという知らせを受け、茂義賀津夫は少なからず衝撃を受けていた。
相談役の佐野は「茂義と宝竜会をつなぐパイプは田島だけ。組織を守るため、田島を始末した方がよいのでは・・・」と持ち掛けていた。
だが田島を信頼している賀津夫は、田島をけすことより敵の正体を突き止めようと動き始めた。

和正の葬儀が終わった日、ユリは甘木のBARのバーテンから拳銃を手に入れ、敬雄の元に向かっていた。
甘木から知らせを受けた哲也、そして甘木もユリを救うべく、敬雄の元に向かっていた。
その頃 ユリは敬雄に、和正の会社を狙った理由と、和正を殺害するよう指示を出したのは敬雄だったのか・・・と、聞いていた。
和正を殺すよう指示を出したのは自分だと認める敬雄に、ユリは拳銃を突きつけた。
そして、新東和から手をひかないと、今の話しを録音したテープを警察に持ち込むと敬雄を脅した。
あくまでも冷酷な敬雄は、ユリを殺すように部下に命じた。
追いつめられたユリは敬雄に向かって発砲するが、敬雄の部下がその弾を受ける。
敬雄の部下に追い込まれ、逃げ場を失い狂乱するユリ。
その時、エレベーターのドアが開き、哲也が現われたのだった。
間一髪のことろでユリを救い出した哲也。
今度は哲也が、自分たちのために敬雄の元に乗り込んでいったユリの気持ちを静める。
そして駐車場に逃げてきた2人の前に、甘木が車で現われた。
ユリを甘木に預けた哲也は、甘木の車を見送った後、再び敬雄の元に戦いを挑みに向かったのだった。
いねの今週のベスト・ショット

今週の「ベスト・ショット」はひとつに決めれないよぉ〜。
・・・ということで、気に入ってるシーンを書きだしてみました。

・宿敵である本郷を目の前にした時の、哲也の狂気に満ちた目
・甘木のBARで、兄を殺されたやりきれない気持ちをぶつけてる時の哲也
・和正の遺体が安置されてる部屋の外で、ユリと敬雄の話しを聞いてる時の哲也
・有梨沙の後ろ姿を見送る、ちょっとどまどいが入ったような表情
・揺れてるリンゴに向かって銃を撃つ練習をしている時の真剣な顔つき
・宝竜会の事務所を出て行く時、舌をだして少し余裕を見せた哲也のしぐさ
・敬雄の元からユリを救い出した後、エレベーターの中での介抱シーン

哲也の身を守るため、そして和正の仇を討つため、1人で敬雄の元に乗り込んだユリ。
敬雄を殺害するどころか、隠し持っていたテープに敬雄の暴言を録音することすらできなかった。
寸前のところで哲也に助けられたユリだったが、そんな自分の愚かさを哲也にぶつける。
ユリの気持ちを察し、「ユリさんみたいな人に愛されて、兄貴はすごいヤツだったよ。」と励ます哲也。
・・・そしてユリを甘木に預けた後、ユリに「茂義を倒すまでどこかで見守っててくれ。」と言った時の哲也の真剣な顔も忘れられません。
おまけ

家具会社社長・隼人の前で演じてた、おぼっちゃん風の哲也もかなりツボですね〜(笑)!
いねのもう少しだけ言わせて〜

哲也がケモノになればなるほど、哲也のことがすごくせつなく思えます。
さわったら壊れそうなほど自分を閉じ込め、復讐という言葉で自分を保ってる哲也。
そんな哲也のココロを救うのは、一体誰なんだろう・・・。

ここにきて、同僚の石原学や小池真弓にも動きが現われてきましたね。
この2人が今後の鍵を握ってそうで、しばらくは目が離せない存在になりそうです。
それと茂義サイドについている佐野相談役も、かなり冷酷そうで怖い人ですね。
この人の発言も、これから茂義グループに、なにかしら影響を及ぼしそうな気がします。


■第五話「目線を合わさず心を通わせる哲也と有梨沙」〜1999年5月15日〜

あらすじ

恋人・和正の仇を討とうと、単身で茂義敬雄の元に乗り込んでいったユリ
敬雄の部下たちによって窮地に追い込まれたユリは、寸前のことろで哲也に助けられた。
そして哲也は甘木の協力を得て、ユリを無事に逃がすことに成功した。
ユリを安全な場所にかくまった哲也は、宝竜会の手によって殺害された兄・和正の位牌の前で、新たな決心を固めるのだった。

トレーニングの途中、甘木のBARに立ち寄る哲也。
少しずつ酒の味も覚え、甘木とも心を通わし始めたように見える。
哲也は甘木にユリの安否を確信し、ユリが録音に失敗したが、そのテープをネタに茂義に脅しをかけようと考えていた。
その時、入り口の方に人の気配を感じた甘木は、哲也をトイレの中にある隠し部屋に押し込んだ。
と同時に、佐野が甘木の前に姿を現した。
佐野はユリの居場所を聞きにきたのだが、甘木がそれに答えるはずがない。
互いに脅しめいた言葉を交わし、最後に佐野は凶悪な脅し文句を残してBARを出ていった。
佐野が去った後、甘木は哲也に「宝竜会に茂義の司令を伝えているは佐野だ」と聞かせた。
そして、いきりたって佐野の後を追おうとした哲也を引き止め、甘木はある計画を話し始めた。
それは佐野と宝竜会総長の田島を同じ時間・同じ場所におびき出し、同時に叩きつぶすという計画だった。

その頃、茂義賀津夫の元に敬雄と佐野が訪れていた。
仕事上のトラブルの処理を賀津夫にしてもらう謝罪と、有梨沙に再び、誘拐犯人と思われる社員の顔写真を見せるためだった。
有梨沙の前に、本社の若手社員の中で素性のはっきりしない10人の顔写真が並べられた。
その10人の顔写真の中には、もちろん哲也も含まれていた。
緊張した面持ちで、1枚づつ写真を見て確認していく有梨沙。
有梨沙が哲也の写真を手にした時、佐野から哲也についての説明が加えられた。
哲也が優秀な成績で入社してきたことや、早くも隼人家具との大きな契約をとってきたことなどが報告された。
「隼人家具」に聞き覚えのある賀津夫は、敬雄と佐野に「以前、田島と裏の取り引きがあった」ことを話した。
そのことを聞き、敬雄と佐野は、更に哲也を不審に思い始めたのだった。

翌朝、哲也の部署に小池真弓が姿を現した。
哲也と長嶋課長に、専務室にくるように伝えにきたのだった。
専務室で、敬雄は哲也の業績を誉め、哲也に握手を求めた。
だが哲也は、どうしても手を出すことができない。
哲也は敬雄との握手をうまく断り、更に「隼人家具との契約方法」を聞いてくる敬雄の言葉もうまくかわした。
2人が専務室を退室する寸前、敬雄は長嶋課長を呼び止めた。
そして、「第3課には前社長を慕っている者もたくさんいるが、前向きに闘っている社員に愛情を持ちたい」と、威喝した。
敬雄の言葉から、第3課には敬雄のスパイがいることに気づく2人。
一方 敬雄は、有梨沙の父親としても、哲也から危険な匂いを感じ取っていた。
また、哲也の隣りの席の愛染洋子は、前社長の葬儀のお手伝いをしたいと言ったことから、人事部から呼び出されていた。
自分は間違ったことはしていないと思う洋子は、自身の名誉のため、自ら会社を辞める決心をしていた。

佐野と田島を同時につぶす計画のため、2人をおびき出す廃工場の下見をする哲也。
哲也はまず田島と連絡を取り、「和正殺害の犯人が病院の監視カメラに映っている」と脅迫し、取り引きの約束をした。
そして甘木に頼み、「ユリの録音したテープを売りたい」というメールを敬雄に元に送信した。

哲也が帰社しようとした時、哲也の席の電話が鳴った。
それは「今夜 会ってほしい」という、有梨沙からのものだった。
電話を終え、廊下にでた哲也を、今度は洋子が呼び止めた。
洋子は、「故郷の青森に帰る前に1度だけ付き合ってほしい」と、哲也にデートを申し込んだのだった。
哲也が洋子に返事をしようとした時、真弓が2人の前に現われた。
真弓は哲也に、専務以外の重役たちも哲也に感心を持ち始めてると耳打ちした。
真弓が去った後、哲也は再び洋子の方に視線を戻すが、そこにはもう、洋子の姿はなかった。

真弓は専務室に侵入し、パソコンを操作し、部外極秘情報を出力していた。
そして その情報を、甘木は手に入れていた。
甘木は新東和ファイナンスの情報を餌に、一儲けしようと企んでいたのだった。

有梨沙は喫茶店で哲也を待っていた。
その時、有梨沙の携帯に哲也からのメッセージが届いた。
見張りの監視をかわし、哲也の指示通り、裏口から外に出た有梨沙。
有梨沙を後ろから引き寄せる哲也。
そのまま2人は顔を合わせることなく、言葉を交わす。
そして有梨沙は、敬雄たちが哲也のことを疑い始めてることを伝えた。
一方 洋子もまた、レストランで哲也が来るのを待っていた。
だが洋子の元には、哲也から花束とカードが届けられたのだった。
レストランからの帰り道、洋子を乗せたタクシーの横をバイクが通った。
バイクを運転してる男の後ろ姿と癖から、その男が哲也だと洋子は気づく。
哲也は、佐野と田島をおびきだした廃工場へと向かっている途中だったのだ。

廃工場に呼び出された佐野と田島は、お互い罠にはめられたことに気づいた。
が、その瞬間、田島に和正殺害の指示を出したのは誰かはかせようとする哲也の声が響いた。
だが田島が答える前に、哲也は本郷からの銃撃をうける。
その隙に田島は佐野を逃がし、部下たちに哲也をしとめるよう命令していた。
哲也は宝竜会からの激しい攻撃をうけるが、それにもびくともせず、次々に敵をしとめていく。
激しい銃撃戦の中、優勢に見えた哲也の攻撃だったが、思いもよらぬ事態が起こった。
哲也の後をこっそりつけてきた洋子が、宝竜会の人質として捕まっていたのだった。
洋子を人質にとられ、銃を撃つことができない哲也。
窮地に追い込まれた哲也に、ジリジリ近づいていく本郷たち。
だが寸前のところで、準備していた仕掛けにより本郷たちの目をくらまし、哲也は反撃にでることができた。
本郷以外の敵を倒した時、月明かりが雲によってさえぎられた。
廃工場が闇に包まれ、視界を失った哲也に対し本郷は、赤外線スコープを使って銃撃を始めた。
哲也が危ない状況に追い込まれてると感じた洋子は、自分の服に火をつけ、たいまつ代わりに掲げた。
それに本郷が目を奪われた瞬間、哲也は2丁拳銃で反撃し、宿敵である本郷の息の根を止めたのだった。
そして、自分の知らない哲也の姿におびえる洋子に服を渡し、哲也はその場を後にした。

廃工場から逃げた田島を追い、哲也は宝竜会事務所へと現われた。
哲也は、茂義との関係が記録されてるパソコンを奪いにきたのだった。
田島が銃をぬく前に、哲也は田島に向かって発砲した。
そして田島は死ぬ前に、証拠となるデータを壊してしまった。

洋子は故郷に帰るバスの中で、哲也からのメッセージを見つけていた。
それは「青森にある新東和ファイナンスの支店に勤めて、会社を支えてほしい」というものだった。
動き出したバスの窓から、洋子は柱のかげに立っている哲也の姿を見つける。
哲也の姿を見て、思わず涙ぐむ洋子。
そして哲也は、走り去って行くバスに向かって敬礼し、静かに洋子を見送るのだった・・・。
いねの今週のベスト・ショット

甘木のBARで少し酔っ払って、甘木に「ひ・み・つ」なんて絡んでるシーンは、
夜の哲也にしてはかわいかったなぁ。
そして最後にお兄さんの形見のハーモニカを吹いていた哲也も、
哀愁が漂ってて、すごく好きな哲也です。
でも今回、1番印象に残ってるシーンといえば、やっぱりこれかなぁ・・・。

喫茶店で哲也が来るのを待つ有梨沙。
そんな有梨沙の携帯に「裏口から出ろ」と、哲也からのメッセージが入る。
指示通り外に出て哲也の姿を探す有梨沙を、後ろから口をふさぎ引き寄せる哲也。
哲也に心も体も委ねる有梨沙の気持ちを感じとり、哲也は腕の力を緩める。
顔を合わせないまま、2人は短い会話を交わす。
そして、「眠れるか」と聞く哲也に、「夢ばかり見てる」と答える有梨沙。
そんな有梨沙に「今夜も夢で会える」と言葉を残し、
哲也は去っていったのだった。
おまけ

故郷に帰る洋子が乗っていたバスは「五所川原駅」行き!
そこは「慎吾列車」が走ってるところ・・・
な〜んて、思わずツボに入っちゃいました(笑)!
いねのもう少しだけ言わせて〜

哲也と有梨沙のこれからの関係が、かなり気になりますね(笑)。
有梨沙が哲也に惹かれているはわかってるけど、哲也の有梨沙に対する気持ちは何?
お互いに、それぞれの心の中にある孤独感を癒しあう存在になっていくとか・・・。
う〜ん、気になる・・・。(^^;
でも今のところ、有梨沙は哲也の味方なんですよね。
いずれ敬雄と哲也が闘う日がきたとしても、有梨沙は父親ではなく、哲也を守るんでしょうね。

ユリも洋子も哲也の味方として去っていったけど、真弓はどうなんだろう。
思わせぶりな態度や、意味深な発言からしたら、哲也の敵ではないみたいだけど、まだ彼女だけ、正体がつかめてないんですよね。
甘木とつながってるふうなシーンもあったし、これから少しずつ真弓の素性も明かされていくんだろうなぁ。


蘇える金狼