[サイテーの救世主]

〈あるスタジオ〉

暁仁太郎は女優の名古屋裕子(篠原涼子)とドラマを収録していたが
一昔前の演技をする仁太郎にスタッフ等は困り果てていた。
ちょうど休憩中に忠志が仁太郎を訪ねてくる。
弁護士になりすまして村人たちに裁判をしても無駄だ、と説得して欲しい」と頼む。
しかし、まだ自分をスター役者と思い込んでる仁太郎は、そんな馬鹿みたいな話に
忙しい自分は付き合っていらろないと取り合わない。

収録に戻った仁太郎だが、用意されていたのは死体の役。
怒ってスタッフに食ってかかる仁太郎だが反対に君の演技はもう古い、
と突っ返される。
仁太郎はその不満を所属事務所に行きぶちまけるが、
また、一昔前に売れたしがない役者に仕事を渡すのに大変なんだと
叱責される。
愛人宅に行けば、留守中に別の男と浮気をしていた。
本宅にいけば引っ越し業者が全て家財道具を運びだした後。
妻に文句を言うが相談しようにも、逃げ回られてて話しも出来なかった
と三行半を突き付けられる。

あるスタジオで緊急の代役を頼まれるが、お化けの役。

家を追い出された時に唯一持ち出した、過去に一度だけもらった
トロフィーを代役の撮影中に紛失してしまう。

何もかもを無くし、ついに自分の居場所が無いことにきづいた仁太郎は
追いかけ回していた忠志に村へ行くことを了承する。

村長らと村に入った仁太郎は村人達から盛大な歓迎を受ける。
久し振りに大歓迎で迎えられスター気分を取り戻した仁太郎であった。

(つづく)


[レポ担当者の感想]

役所広司さんが出てきましたね。
過去の栄光にしがみついている役者をあれだけ自然に演じている
役所さんがとても素敵でした。
あの方は只者ではありませんね。
でもそんなすごい人の隣で演じている慎吾君も負けてませんよね。
ふと思ったんですが何か、普段SMAP×SMAP等で見てる慎吾君みたい
ですよね。全部がそうでないけど。
皆さん、そんな印象を持ちませんでした?


合い言葉は勇気のとびら