[最終回:威風堂々]

東京から赤岩と言う老弁護士を仁太郎は連れて帰ってくる。
そして、義助も信乃の家の庭にうずくまっている所を発見され、亡くなった村長の為にも法廷で証言することを誓う。
そして毛野たちは、義助がペンダントにしているボルトを見てあることに気付く。
その頃、フナムシでは扇谷工業の会長がやってきて、
「この裁判の勝敗は各地で起こっている公判にも影響がでる。次の裁判は見ていく。」と檄を飛ばしていた。

公判が始まり、赤岩は車椅子で登場する。
毛野と仁太郎も白衣姿で入廷する。
咎められるが、赤岩は話せないほど体調が悪いので、自分が看護人として付き添わなければならないと、
説得して更に声の出ない赤岩のかわりに話すことも許可してもらう。

信乃は義助を車に乗せて裁判所に向かっていたが、トイレに行きたいと言われて外に出すと逃げ出そうとした。
指名手配中な為、裁判後に捕まるのを恐れていたらしい。困った信乃は毛野の携帯に電話する。
ここは何とかするから、と言われて仁太郎と忠志は廊下にでて電話に向かって怒鳴りながら説得する。
その剣幕におされて義助は頑張ることを約束するが、検問があちこちでやっていて車でいけないことに気付いた
二人は車を捨てて山の中をを歩くがあちこちに警官が立っていて道がない。
するとフナムシの巡視車から鴨田が顔を出す。そしてフナムシ開発の敷地を通れば大丈夫だからと裁判所迄
送ってくれる。無事到着して、待ち侘びていた忠志に信乃は事情を説明する。鴨田は村の出身だから・・・と
さらりと言い忠志はニコリとする。

法廷に急いで向かう途中、義助がまたトイレに行きたがる。
トイレの中で義助は腹痛で動けなくなる。
そこへ、義助を待ち侘びて証人喚問を引き延ばそうとして仁太郎の奥さんが身近なゴミ問題について
語っていたが、網干はあほらしくてトイレにやってきた。
動けない義助を見つけて、網干は用具入れに閉じ込める。
その間に閉廷させようとしてたらしい。
忠志と村長は捜して、法廷に連れ出した。
そして、前村長が亡くなったときの状況やボルトについて仁太郎が聞き出す。
網干は必死に反論するが、今まで何も言わなかった赤岩が急に話だし裁判官は赤岩の言うとうりに
頷くしかなかった。
最終弁論の原稿を読んでいた仁太郎の所へ信乃がやってきて奥さんと別れないで、と言う。
そして村を出ないとも。仁太郎はビックリするが、信乃は初めて出会ったときに髪に差してもらった花を
押し花にしたものを渡して立ち去る。

最終弁論の原稿を仁太郎は読み上げようとするが、裁判官に怒られて赤岩がでてきつ話そうとするが
倒れるふりをして仁太郎を代理にする。ノートに書いてある通りに話して、とノートを渡すが中は白紙。
仕方がないので自分の言葉で話す。
村人から大喝采を浴びて、閉廷。


〜忠志のナレーション〜

勝訴する。
信乃は、まだあの店をやっている。
 弟として忠志はかわいがられているらしい。
仁太郎は、相変わらず端役の役者。

そして忠志は弁護士を目指して勉強中!?

おしまい


合い言葉は勇気のとびら