第1回は登場人物の紹介的な部分も、盛り込まれたストーリーでしたね。

小説家永瀬(豊川悦司)の住むサンセットマンションと担当編集者美咲(中山美穂)の勤める創文書店が舞台。
このサンセットマンションに慎吾扮する鍋友も住んでいるわけです。(親の持ち物らしい…)
とても感じの悪〜い永瀬。実はもう2年もスランプで書けてない。
猪突猛進型の美咲と初顔合わせで案の定、ケンカしてしまう。
契約社員の美咲は”クビ”の危機に…。
美咲の前に永瀬の担当だったのが、池谷(加藤晴彦)。
美咲の同僚(後輩?)で東大出身の今時の娘がユミ(畑野浩子)で美咲と一緒に永瀬の担当になる。

さてさて鍋友(慎吾)ですが、イラストレーターを目指し、夜はDJとしてクラブでバイト。
典型的な金持ちの道楽息子といいつつも、イラストレーターへの夢はかなり真剣みたいです。
毎晩、違う女を部屋に泊め、永瀬を訪ねてきた美咲も自分の相手と間違える始末。
どうやら相当、女にだらしないらしい…。
クラブで優しい言葉をかけ、キスをした香乃(優香)は家出をし、押しかけてくる。
最初は相手にしていなかった鍋友もイラストレーターとしての挫折を感じたとき、受け入れてしまう…。

永瀬の両親は外国(?)で暮らし、弟(コタニキンヤ)は祖母(三崎千恵子)の営むせんべい屋で暮らしている。
そしてこのせんべい屋は美咲の行きつけの店。
祖母ともとても仲がよく、お見合いを勧められる。
美咲には彼氏(坂口憲二)がいるが、うまくいっていなかったため、見合いを受けることに…。
反発しあいながらもなんとなく心を通わせる永瀬と美咲。
永瀬のおかげで”クビ”も免れ、いざお見合いに行くとそこには永瀬の姿が…。
お見合い相手はなんと永瀬だった。

こんな感じでストーリーは展開されていきます。
第1話にしては早いテンポかなぁと感じましたね。
永瀬も実は、祖母思いのやさしい一面を持っているところや美咲ともすぐに心を通わせる面を見せたり…。
鍋友は女の人と絡むシーンが多いので、慎吾ファンにはちょっと辛い部分もあるかも…。
ユミも相当、鍋友を気にしていたし…。
ちなみに劇中のイラストはすべて、慎吾が自分で描いているそうです。
なにはともあれ、ミポリンの美しさに見とれる1時間半弱でした。
タイトルバックも白でチューリップにてんとう虫。メルヘンチックとは思いつつも私はとっても気に入っています。


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