【にせ皿屋敷のパンフレットより。。。】
 やりたいがやれないこと:SMAPでリーダーになる
 10億円もらったら:その人に返す
 来世の生まれかわり希望:偉い人
 尊敬する人物:青山播磨
   (香取慎吾、17歳の初夏でございました…。)

1994年5月30日〜6月17日 PARCO劇場

ストーリー編][香取慎吾][お楽しみ編][千秋楽のアレコレ
FROM:ヴァレリィ



 【STORY編】 1994年6月15日

SMAPの香取慎吾の出演する、舞台です。
2年ほどまえに、劇団『善人会議』(現:扉座)によって、上演された作品の再演。
ファンによるストーリー紹介ですの、ヒイキと想い入れはご容赦ください(大笑)。

*** <STORY> ***

舞台、中央には、井戸のセット。周りは林。語られるのは、お菊の亡霊の物語。

井戸・お皿を割ったのは…
お菊(藤谷美和子)は、旗本青山家の女中。グズで陰気な醜女。
姉貴分のお槙から家宝の皿を割ったのはお前のせいにしろ…とセマられる。
青山家は若く横暴な主君、播磨によって治められている。そこには、公金横領の噂もチラホラ。
お槙はお菊にお前は本当は美しいんだからもっと自信をを持て!というが、お菊は一度死んだりでもしなければ、無理だ、と嘆く。

殿の登場!!!!!!
−−−− ”$10”を歌い(笑)、家臣にかつぎあげられながら、登場(!)。

 井戸の廻りには、青山家家老・山岸。菅原、そして、知恵袋として山岸に雇われた園部上総之介(杉本哲太)その手下・捨(すて)。横領した金を井戸に隠し、そこを怪談の伝説で封じ込めようというのだ。そのとき、お手打ちにされるハズだったお槙から、お菊が家宝の皿を割った…と聞かされた一同は、お菊を殺すことにする。
とらえられたお菊を見て播磨はいったん刀を納め、殺す事を止めよう、と言うのだが、お菊はこんな醜女では生きていてもしょうがない、殺してくれ、と頼む。
 だが、いざ播磨が構えるとやっぱり生きているのが一番!と思いとどまる。
播磨はそんなお菊の前に刀を振りおろし、『お前はいったん死んだんだ。新しく生まれかわれ!』といって逃がしてやろうとする。いったんは助命されたお菊だが園部らの謀りごとにより、本当に殺されてしまう。
運ばれていく自らの亡骸を見つめるお菊の姿が井戸に浮かぶ。
そう。お菊は幽霊になってしまったのだ。


お菊が殺されたことが、町の人達の噂になっている。それを利用した園部らは彼女が成仏できずに化けて幽霊となって現れる…という噂を広めようとする。
そして、播磨自身もお菊の呪いで狂人になったフリをするのだった。
それを更に裏付ける為に、井戸に幽霊を出し、大工を一人ギセイに殺した。
イヤがおうでも、噂は加速度を増して行く。

2度めの出会い
そんなとき、播磨は井戸の廻りをさまよっていたお菊に『会う』。
誰にも見えなかったお菊を播磨はその目にとらえたのだった。
もちろん播磨はお菊が本当に死んだことを
知らない。
どうして、すぐに屋敷を去らぬ…という播磨に、成仏(笑)出来ないと告げる。
暴君と呼ばれる播磨だが、その裏に隠された優し心をお菊は感じた。
生まれ変わる!と決心(?)して、お菊は消えていく。

生まれ変わって
霊媒師を雇って、封印された井戸。
その封印の終わった井戸を軽々と開け、生まれ変わった(幽霊だけど(笑)★)お菊が現れる。
播磨を訪ねるお菊。美しくなったお菊に驚く播磨。
播磨のことをひたすらに想って生まれ変わった…というお菊と、ひととき楽しい時を過ごす。
でも、もうお菊には戻る場所はない…。

取り調べ
ついに、ご用金の取り調べが屋敷に入った。残すは井戸のみ。必死にお菊のたたりを理由に封印が破られるのを防ごうとする。
騒ぎの中で、園部の手によって、仲間であった菅原も殺される。
それでも開けられてしまった井戸には女の顔が…。
と、同時に何者かが取調にやってきた公儀お目付け役岩田の体を操り、恐れをなした岩田は退散する。
井戸から覗く女の顔は、園部の手下・捨が井戸に忍んでいたのだった。
まずは一安心する播磨。
でも、狂女のようになってしまったお槙、岩田を操る影に、現世のものならぬものを感じるのだった。


夜になり、播磨の前にまた、姿を現すお菊。少しずつ、心を開き、お互いに自分自身の話をする2人。
思いどおりにならぬ人生を送ったお菊と、厳しい父親のもと、孤独に育った播磨。
おんなじだね…と、顔を見合わせて。
やがて寝所へと誘う播磨に、困惑するお菊。幽霊であるお菊は、愛を得れば成仏(笑)してしまうのだ。
でも、愛する播磨を拒めるはずもない。
  「たとえ、成仏しようとも、この世から消えようとも、播磨さまのお優しい瞳を忘れはしません!」
お菊を抱き締め、夢見るように口づける播磨……。
その姿は、端目には空をいだくようにしか、映っていないのだが。。。。

驚愕
園部らは播磨に、お菊は、あの未遂の直後に殺した…と告げる。
  ”では、自分が腕の中にいだいたお菊は何だったのか…。”
この時、すでに播磨はお菊と情を交わした(…と思っている)あと。
幻影の中に取り込まれている自分を感じながら、徐々に歯車を狂わせていく。

狂った暴君
怪談話の『段取り』だったはずの、狂人のフリ。
噂に踊らされた市井の人々の前では、それはもう ”真実”…に姿を変えていた。
お菊が死んでいた、という事実にショックを受けた播磨は、それに輪をかけるように、ことさらに乱暴に振る舞う。
虚像が実像を塗り変えてしまうのか。

昼間の幽霊
家老・山岸たちが、実は播磨を裏切って、横領金をかすめ取ろうとしていたことが、お槙の口から語られる。
驚く播磨に、今度は「おし」で「片腕」だったはずの捨(すて)がやいばを向ける。
園部と捨は、山岸に雇われた、共謀者だったのだ。
『お前たちは何者だ!』と、問う播磨に彼らは答える。『昼間の幽霊』…と。
夢を見たがる人々の心の隙間に入り込み、歴史を封印する、この世のものならぬ存在なのか??…。
答は得られないまま、彼らのまた、播磨の前から去っていくのだった。

終幕
家臣に裏切られ、幽霊話の仇役として本当に孤独の淵に立つ播磨。
弧空を見つめる播磨がお菊と歌った歌を口ずさむと、そこにお菊の姿が現れる。
今や、信じられるのは、幽霊のお菊だけ。そんな播磨にお菊は言う。

『お菊を偽りの愛でつつんでください。そうしたらいつまでも貴方の側にいられます。』
『お菊、愛してる…』そう告げる播磨

心を通わせ、二人の愛が純化していく瞬間。。。。

お菊の虐殺が播磨のせいだと思いこむ町人によって、殺されてしまう。
怪談話の終幕。
何が夢で何が真実だったのか。
井戸にたたずむお菊は、播磨の亡骸を寂しげに見つめるだけだった。

     −幕−




 【香取慎吾】

正直に言えば、批評以前(苦笑)…なのでしょうね。
でも、熱演(笑)してたとは、思います!。
脚本がうまく彼の現在の個性に合致するように作ってもらってまして…。
あるときは朗々と、そして剛胆に、ワガママに、可愛いらしく、冷血で、孤独で、優しく、大人で、子供で…。

「好きなようにやっていい…」と言われた、とのことですが、思ったよりハメを外す事もなく(傍らに、おもいっきりハズす人がいるからなぁ(^_^;)…むしろ、中日以降は、振り回されてる感もあったりして……)、ちゃんとセリフを憶え、ちゃんと毎日段取りつけて出来る(笑)ことが分かってよかったなぁ…と。        (お〜い☆)
小さな失敗はたくさんあるだろうけど、舞台の上では誰も助けてはくれない訳で、自分で(一応)ちゃんと復帰してましたからね(笑)。
声も、台詞も、良く通ってるな、綺麗に聞こえてるな…と思うところもありましたが、ガナるシーン等は、まだまだつらいかな。

まだまだ…がいっぱいある慎吾くんの舞台でしたが、いい経験をしてるんだろうなぁ…
と思うと、ファンとしては、嬉しくなりました(*^o^*)。




 *** 【おたのしみ編】 *** 

さぁて。お楽しみはこれから…ということで(笑)。
香取慎吾氏のおもな出番の見所をたっぷり(?)と。。。
ぶっ飛んでます!。大暴走です!!。覚悟のある方だけ読んでね。(ごめんなさい…。)

登場!
初日は、驚きましたとも(笑)。客席横の通路より、騎馬戦の大将の様に、『$10』を歌いながら登場!!!
会場中に、ウィンク投げたり、カッと、視線を投げてみたり(笑)。
衣装は、白いおっきなエリ付きのマント風の上着。
一応着物なんですけど、なんか、スゴイの。これが。
首からはでーっかいシャネルの首飾り。靴は黄色いバスケットシューズ(笑)。
よく見れば着物の飾り紐も、シャネルのマークしてるのでした。
一言で言えば、『派手』。
変だけど、似合う!カッコイイ!!…というのが、ポイント。
加えて、(恥ずかしくて…というのもあるけど)誰にでも出来る…ってわけじゃないわよ、ここまでくれば…というのが、ファンの主張(苦笑)だったりもします。
繰り返しますが、カッコ良いのよ!、あくまでも(笑)

お菊とのシーン・いっかいめ
『思えばあのとき、播磨さまと私は、初めて目と目を交わしおうたのでございます。』
…とお菊が述懐する、お手打ちのシーン。
お皿の口上を長々と述べるトコは、BSドラマさながら…ですが、お菊の出てきたあとのリアクション等などが、非常に可愛く自然で、会場の微笑、苦笑をさらっていました。
・殺しちゃう女中としてお菊が連れて来られたときのワガママ播磨くん☆。
   『もっと、目立ぁつ娘を連れてこぉい! 目立つ娘をぉ〜!
 アクションも子供っぽくしてるぅ〜。この言い方が可愛いんだぁ(笑)。

お菊とのシーン・にかいめ
グズな姿のまま、庭を徘徊するお菊と播磨が出会うシーン。
自分が取り込まれている話の展開には少しも気づかない、ある意味じゃ無邪気な播磨くんの可愛らしさが満ち充ちています。お衣装は前シーンのまま。

このシーンの直前に、幽霊騒ぎを起こす場面があるんだけど、そのあと、次の幽霊役(笑)を誰がするかーっていう、ひと悶着がありましてね。

そこで。。。。
『民主主義でジャンケンにしよう!…でも、あとだしした奴は独裁主義で打ち首だ!』
って、播磨くんが言うところがあるんですけど、休演日以降少し遊び始めまして…。
『…独裁主義で打ち首だ!…ここでっ、すぱぁっ!ゴロロン、ぐしゃぁ!
コロコロ転がった首を足で(!)踏むまねする播磨…。

お菊とシーン・さんかいめ
美しく生まれ変わったお菊さんと出会うシーン。播磨さまは、お衣装変えて、
(狂ったフリをしてるから)少し着乱れた、(やっぱり)バデな着物&上着。

いつでも夢を』のデュエット付きです。
(おかげで、この歌が私の『特別な歌』になっちゃったわよっ!)
裏切りを知った後のシーンで、流れると、これがひどく悲しい……。

お菊とのシーン・よんかいめ
夜、です(笑)。ある予感を感じながらも、夢の世界に取り込まれていく播磨。
一番のお気に入りのシーンです。この瞬間、私の煩悩ははじけ飛ぶのでありました。
(つまりは、相手方のいないラブシーンなんです。架空の相手を抱き締めて口づける
 …といった、演技だけの……★)

暗闇の中に浮かび上がる青山播磨。
大きく手を広げて、お菊を抱き締めるように、架空の恋人をその腕に抱く彼の表情は、妖しく、陶酔と狂気に満ちて、美しく、切ないものでした。
いつの間に(笑)、こーゆー表情をするよーになったんだぁ、この子は…ってなもんでして……(おーい、戻ってこぉい(苦笑)>Me☆)。
お衣装は、白。これは、普通の着物です。ひたすら、シンプル。
前場面までが、アクセサリーじゃらじゃら、指輪もどっさり…だったのが一転して、身一つ状態。でも、これが一番素敵(笑)。一番好きだなぁ★

・可愛いセリフもいっぱいあるんだけど…(笑)…。
 時代劇っぽいセリフが可愛くて、そのくせ艶っぽくて、結構 ”きます(苦笑)!”
(例)……お菊ちゃんを一生懸命ベッド(じゃぁないか…)に誘う播磨くんの台詞集。

 『もう寝るぞ。はよう、来い!』
 『は?ではなかろう、いいから来い!』
 『抱いてもらいとうて、こんな夜中に忍んできたのであろう?』(くすすっ☆)
 『だから、そばに来いと申しておるに…。』
 『もう少し、ちこう…』  ………頑張れハリマくん!(大爆笑)

お菊が殺されていた…と告げられるシーン☆
なるほど。直前の夜のシーンもそうだったけど、
『暗闇にスポットライト』、『ひとり浮かび上がる姿』、『白い衣装』
この3点セットで、楽々と私は落ちるわけなんだと、分かってしまいました(笑)。
前出の ”夜”のシーンの直前から、もうラストまで出ずっぱりなのです。彼は。
感情を移入させて、細かく表情を変えていく…。
皆がひざまづく中、舞台の前方での立ち姿が、美しいなぁ(*^o^*)

狂気の…
ある意味では、彼の力が試されるシーンだなぁ。と思います。
ほとんど唯一の町の人たちとのシーン。
目が座っちゃってる播磨くんは、どんどんと、狂気の演技にはまってくのですが、
すごむトコ、かっこ良くって、ホレボレしちゃう(笑)。

終幕
舞台の上に、彼一人残されるところから、最終シーンが始まります。
ゆるやかに、終幕のBGM、暗い舞台、スポットライトに浮かぶ播磨。
主役冥利につきるなぁ…こーゆーのって(笑)。

ラストのセリフは……。

『お菊、愛してる。
 お菊、愛してる!
 お菊! 愛してる!!!』←ここらへんで、彼の瞳からポロっと涙がこぼれるの。
              想い募っちゃってる…っていうか(笑)。

このあと、『げんまん!』と叫ぶお菊に、ゆるやかに笑って「ゆびきりげんまん」しに行こうとして、殺されてしまうのですね。そして、幕。
あぁ☆(笑)

カーテンコールで、出てきた慎吾は、毎回毎回、すこぶる良い顔をしていました。
それでも、堅い表情がとれて、ニッコリと笑うようになったのは初日から2、3日たった頃でしたけど。泣いちゃった日は、出演者の紹介をしながら、グシグシと目を拭う様が、また、ひどく愛らしい(笑)。もう、こんなに全然客観的になれない観劇…ってのも初めてです。そして、幸せな舞台も(笑)。




 【千秋楽のアレコレ】
1994.6.17(金) 19:00 開演  於:PARCO劇場

初めに驚いたのは、予定上演時間が最初から160分となっていたことです。
(通常は135分☆)
もっとも、これの半分以上は、上演開始が遅れる配慮のようでした(苦笑)。

さすがに、千秋楽、いくつかの『お遊び』が仕掛けられていまして…。
目立ったとこをご紹介すると……。

・菅原ひこべー役の方が、豪華白塗りで登場!(場内、爆笑でした。)
・播磨『お前が死にたいかぁ〜』と菅原に言うシーンで(お菊をつかまえたカゴの上で座ってるシーンです☆)、
  『これを(飴)やるから、もう下がれ!!』とアメを差し出しす(笑)。
・播磨くんたちが手を組んでいた悪お目付け役が長谷川様から、岡村様になっていた。
  (藤谷さんの恋人?と噂されている演出の方の名前(笑)。)
 ついでに、「岡村様!!」と言われてながら、タヌキのぬいぐるみ(??)みたいの着た人が舞台をよぎったような………(?)。
・亡霊のお菊と井戸で会うシーン。(まだ、キタナイかっこしてる頃)
  藤谷お菊さんが『慎吾』のうちわを振る(苦笑)。
  『なんで、そんなうちわを持っているのだ!?』
・藤谷お菊さんが紅い着物着て、美しく登場するシーンで、何故か赤い風船をいっぱい持って登場!(意味は不明(^_^;))
・殺されたひこべーさんが、幽霊となって、再登場(笑)。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
まぁ、その中でも最高の仕掛は、霊媒師登場!のシーンでしょう。

お菊のたたりを鎮めるために除霊をする、というシーンがありまして、通常は客席の女の子を一人舞台に上げて成仏させるためのの念仏を唱える…というのがその趣向。
千秋楽前日が、ジェフ市原の城選手が舞台にあがってたので、千秋楽も誰か来るかなぁという期待はあったのですがね。

伊勢福(霊媒師)『本日は、特別の霊媒師をお呼びしております!』
で、中居さん登場!!
 全身黒で、黒のキャップ、黒いかかとの高いサンダルみたいなのを履いていました。
そして、舞台上、の定位置に座ります。
慎吾ハリマくんは、井戸の上、一段高いところに座って、FUJIさん絶賛(笑)の
下向きの上目使いで、通常なら舞台に上げられちゃった子を穴のあくほど見つめる〜
のですが(笑)。
さすがに、今回は相手が中居くん。ガーっと見つめてるうちにちょっと我に帰っちゃったんでしょうね。
で、ニガ笑い……。中居くんは、すかさず、
笑ってるんじゃなーい!』(笑)

中居くんも一緒に『お菊、成仏…』というお念仏をとなえて、そんなこんなで除霊は終了。
そこで、伊勢福さんが、
『このような状態の(笑)ハリマ様に何か一言どうぞ…!』と、主導権を振ってくれまして。
中居氏、おもむろにすっく立ち上がり、

きさま、俺のパンツ返せ!

場内大爆笑!
笑っていいともの増刊号ネタのようなんですが、慎吾が中居くんのパンツをはいてる…
というような、ギャグの振りが、1週間程続いていたんです。
絶句する慎吾に、追い打ちかけるように、
中居『きのう(?)ちゃんと布団も貸してやったろう?!
   (これも、笑っていいともネタ)
まだ中居くんを睨んでいた慎吾ハリマくんは、おもむろに井戸の上にすっくと立ち上がり、
播磨『パンツならかえすわっ!』
と、たもとから、青いパンツを取りだし、差し出す(笑)。おまけに、
播磨『…ちゃんとサイズもSだっ!!!
というコメントを付け、パンツのサイズを指し示してました(笑)。
この構図はすごい。
高い井戸の上に、さらにそびえ立つ慎吾ハリマくん。(手にはパンツ…(^^;…)
下で、ただ立ってる中居さん。
目線の角度が鋭いこと………(笑)。

中居霊媒師はここで退場となった訳ですが、どうやら、ソデに入る間際にナンカしたらしくて(見てないので(^^;) ★何してたかは?……)、会場が沸く!!
それに答えてハリマ様は、
『余計なことをするなーっ!!!』  ……これは、本当にアドリブだろうなー(笑)★

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
あとは、最後の慎吾の表情をご報告しましょうか。
ラストのセリフである『お菊、愛してる…』の三連発では、各回結構頻繁に涙を流していた慎吾くんですが、千秋楽では、2回目でグッ…と声が詰まり、3回目言う時には顔がクシャクシャで、真っ赤になっちゃってました(笑)。
ボロ泣きっていうのではなかったのですけど……。 これが、最後だものね(笑)。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
そぉして、幕が降りるわけですが、幕が床に付く直前、杉本さんがずずーっと幕の下に滑り込み、
『今日は千秋楽ということもあり このままでは幕を降ろす訳には参りません(苦笑)』
とのコメントがあったあと、出演者(藤谷さん、…&4人…& 慎吾の6人)がオリジナルスマイルフォーメーションに並び、藤谷さんの号令のもと『オリジナルスマイル』が始まりました。
まぁ、踊りに参加したのは、オープニングのトサトサ…っと皆が座り込むとこまでで、そこからは慎吾くんのソロ状態(笑)。白い着物着た慎吾のソロオリジナルスマイルという、本邦初公開のしろものとなりました。
出演者の皆様(慎吾も)がおまんじゅうを会場に投げて、華やかに(?) エンディング!
……でもね。飴と違って、おまんじゅうは結構凶器だと思いましたけど(苦笑)。

終演は、22時でした……。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
思ったより千秋楽のあと悲しくならなかったのは、出演者の皆さんがとても楽しんで千秋楽の公演をやっていた…とか、さすがに客層が良かったので、雑念がわかなかった…とか、慎吾が最後に本当に満足そうに笑っていたから…とか、まぁいろいろあるんでしょうが、とても、さわやかな最後でした。
(ANOTHER 楽日の拓ちゃんみてるようでした(*^o^*)。
…誇らしげで、何かをやりとげた満足感に満ちていて………。)

また、慎吾の舞台が見たいなぁ…と思います。
そんな日がめぐり来ますように。。。。。

ヴァレリィ



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